エゴマ油にはオメガ3がたっぷり入っています。
オメガ3には代表的なものとしてα-リノレン酸、EPA、DHAがあります。
エゴマ油に含まれるのはα-リノレン酸です。
α-リノレン酸は体内でEPAやDHAに変わります。
だいたいどのくらいがEPAやDHAに変わるかというと10~15%と言われています。
▼オメガ3って何?
オメガ3はn-3系脂肪酸のことで、名前のとおり脂肪酸のひとつです。
脂肪酸は脂質の構成要素です。
こう聞くと、
「え!脂質?太る!」
なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、脂質は糖質、タンパク質と並ぶ三大栄養素の一つ。
生きていくために必須なんです。
▼脂肪酸には種類があるので、それらをバランス良く取ることが大事
脂肪酸は大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類されます。
さらに不飽和脂肪酸は一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分かれ、オメガ3(n-3系脂肪酸)はオメガ6(n-6系脂肪酸)とともに多価不飽和脂肪酸に含まれます。
多価不飽和脂肪酸は体内で作ることができないため必須脂肪酸と呼ばれます。
オメガ3もオメガ6も必須脂肪酸なのになぜオメガ3脂肪酸がよく取り上げられているのでしょうか?
オメガ6であるリノール酸は多くのサラダ油に含まれているため、ほとんどの人が通常の食事で十分に摂取しています。
それに対しオメガ3であるEPAやDHAは魚に含まれているため、食事内容が変わりあまり魚を摂取しなくなった日本では不足しがちな脂肪酸となっています。
そこで積極的にオメガ3を摂取することが推奨されているのですね。
▼オメガ3脂肪酸が不足するとどうなるの?摂るとどんな効果がある?
オメガ3は皮膚の健康維持を助ける栄養素であることが知られています。不足すると乾燥肌やハリのない髪といった症状になる可能性が。
またオメガ3を摂取したときの脳の働きに対しての効果や、アレルギー症状の緩和等に関しての効果などについて、世界中で研究が進められています。健康維持を助ける効果があることはまちがいなさそうです。
▼まとめ
オメガ3とは?
・オメガは多価不飽和脂肪酸の一つ
・体内で作ることのできない必須脂肪酸
・魚の摂取量が減った日本人は不足しがち
・オメガ3は皮膚の健康維持を助ける他、様々な効果についても研究が進められている
▼バランス良く!
脂肪酸は同じ種類のものをたくさん摂取するのではなく、バランスよく取ることが必要と言われています。
オメガ3ばかりをたくさん摂取するのではなく、
「不足している分を摂取する必要がある」
ということです。
とはいえ、
「魚を毎日食べよう!」
と言われても難しいですよね…。
そこでエゴマ油!
「エゴマ油小さじ1杯」であれば、毎日摂取することはそこまで難しくありません。
エゴマ油を日々の食事に取り入れて、不足しているオメガ3を補っていきましょう!!!
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